 平成22年5月16日、第11回リフレッシュウォーキングを開催しました。 今回は、昨年、新型インフルエンザの影響により中止としました第10回と同じコースで、疎水沿いに山科の毘沙門堂まで約7キロの道程を歩きました。 開催前の週間天気予報では、雨の予報が続いていましたので、直前まで心配でしたが、当日はウォーキングには絶好の爽やかな五月晴れとなり、118名の参加者全員が無事にゴールされました。参加者の皆様始め、ご協力いただきました関係者各位の皆様に心より御礼申し上げます。
では、当日の模様をご報告いたします。 午前9時、みやこめっせ玄関前広場で受付を開始し、左京医師会のご協力のもと健康チェックを実施しました。その後、体操講師によるロコモティブ・シンドローム(運動器の障害により、将来的に要介護となるリスクの高い状態)のチェック(片足立ち30秒)がありました。参加者の皆さんはいかがだったでしょうか?30秒間といってもバランスを保ちながら立っているのは、意外と難しいですね…。
ロコモチェックとラジオ体操の後、ゴールの毘沙門堂を目指しスタートしました。まずは、平安神宮の大鳥居を通り、動物園前の疏水沿いに歩いた後、インクラインに入りました。
このインクラインは琵琶湖の水を京都に引き込む疎水工事(明治18年〜23年)の際につくられたもので、途切れた水路間を鉄道で移動させるための線路の跡です。
コースの途中には、最近復元された当時の船の姿を見ることができました。
インクラインを抜けた後、蹴上から三条通を御陵に向かい歩きます。御陵駅付近から民家が続く細い上り坂を進むと、先ほどまでの車の往来の多い三条通とは景色がガラリと変わり、新緑の清々しい疏水沿道が現れました。
この疏水を抜けた後、閑静な住宅街を通り、いよいよゴールの山科毘沙門堂に到着です。天台宗五箇室門跡の寺院である毘沙門堂は、普段はあまり多くの観光客が訪れることのない古刹です。 毘沙門堂では、拝観を楽しみました。中でも現代のトリックアートにも通ずる動く襖絵は興味深いものでした。拝観の後、毘沙門堂山内でお弁当を食べ、解散となりました。
桜シーズンには、人気の花見スポットで人出の多い疏水沿いですが、6月の疎水沿いも新緑の美しさ、清々しさを感じることができました。ご参加いただいた皆さんも気持ちの良い一日をお過ごしいただけたのではないでしょうか? 次回も多数の皆様のご参加をお待ちしております。 |
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